大雨の日はご注意ください。
 ここ最近ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨によってエンジン内部に水が浸入し、高額修理が発生するパターンが増えております。
深めの水たまりの中を、勢いよく通過することで、エンジン内部に許容範囲を超える水が侵入し、走行が出来なくなってしまいます。
(ドライブベルトが滑って前に進まなくなります。)



P1180175のコピー.jpg 思っている以上に低い位置にエンジンはあります。
路面からエンジン下部までの距離は10cmもありません。


エンジン内は完全密閉ではありません。
もともとオートバイのエンジンや駆動系のケース内には、エンジン等が発する熱を逃がすために、
走行中に空気が入る構造となっています。

従って雨が降れば、その冷却風と共に、水も極少量ですが浸入してしまいます。
水の浸入はエンジン自体に良いはずもなく、少量の水はドレンプラグから抜ける仕組みとなっております。
(写真1.)
写真1.ドレンプラグ
ドレン


写真2.全体が腐食したケース
錆たケース


写真3.正常なエンジンケース

正常ケース
多量に水が浸入すると、、、
この出口(ドレンプラグ)からの排水が間に合わなくなり、水はエンジンケース内で熱せられ
水蒸気となってエンジン内部の隅々まで行き渡り、サビだらけにしてしまいます。 
(写真2. 写真3.)

写真2の様な状態となってしまったら、エンジンオーバーホール、そして腐食した部品を
全て交換するしかなく高額な修理となります。





初期症状は、、、
水が浸入したエンジンは加速が弱くなったような症状が出ます。
そのような症状が発生した場合は、出来れば走行を止めることが望ましいと思います。





対策としては、
そうならないために、深い水たまりや冠水した道路は出来れば
迂回、駄目なら徐行をして
エンジン内部への水の浸入を防いで下さい。

特に屋根のついたジャイロキャノピーは豪雨の中でも、片手でヘルメットのシールドを
拭きながら走る屋根無しバイクと違って、ワイパーで視認性も良く、
両手でハンドルをしっかり操作できますので、ついついスピードが出しやすく
水が浸入しやすくなりますので注意が必要です。


ホームページに戻る